イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

バローロ、バルバレスコの試飲会

ミラノで開催されたバローロ、バルバレスコの試飲会。30社が参加。
DSC04501.jpg

同時に開催されたジャーナリストのための試飲会に参加。そこで、この2月に、バローロ・バルバレスコの国の規定書に初めて修正が加えられた、との発表があった。
古くからワインの勉強をしている人は、ネッビオーロのクローンである、ミケ、ランピア、ロゼという名前を覚えてるかと思う。それらすべての名前が規定書から消えたのである。ブドウの品種については、ネッビオーロとだけ明記されることになった。
ブルネッロワインのスキャンダルで、神経質になっている生産者たち・・・それは、規定以外のブドウが使われていた、というものであった。
故意ではなく、場合によっては、木の樽やステンレスのタンクを使用するときに、その前に入れてあった別のワインがわずかながらも混ざってしまう危険性がある。というわけで、1%(!!!)までは、別のブドウが混ざっていてもOKという決まりが加えられたそうである。
バローロ・バルバレスコ協会の会長クラウディオ・ロッソ氏の説明のもとに試飲した2つのバルバレスコ2007。2007年は、秋に入ってからも気温が高く、アルコール度数の高いワインに仕上がった。ポリフェノールも多く含んだブドウだったので、ブドウの種から得た力強いタンニンが特徴である。各生産者は、ブドウの発酵、その後の熟成の温度管理に気を使ったようだ。
2つのバルバレスコは、同じビンテージなのに、色の深さにずいぶん差がある。樽の使い方から来たものか、と思ったのだが、そうではなく、ネッビオーロのクローンの差だそうである。作り手が、ワインの色の濃さのために、ふさわしいクローンを選び育てているとは、今日まで知らなかった・・・
その後、バローロ2006を試飲。2006年は暑い年で、2004年に似ていた。ブドウの木が暑い夏を乗り越えるために必要な冬の雪が少なかった年でもある。
バローロの生産地区は11の市町村。中でも有名な4つの村のバローロの特徴をお伝えしよう。
バローロ村:エレガント、モッラ:まろやか、セッラルンガ:タンニンが特徴、熟成向き、モンフォルテ:力強い
 **************************

DSC04487.jpg

30社のバルバレスコ、バローロをいろいろ飲み比べてみた。
まず最初に言えることは、あのブームだったバリックの時代は過ぎた、ということである。もちろん、バリック(小樽)を使用している作り手は大勢いるが、以前のように、樽香がガンガン効いているようなワインは影をひそめた、というのが私の第一印象である。
ああ、これはエレガントだな~、今飲んでも決して悪くはないな~という良い印象を受けるような、樽の使い方になってきている、と。
一方、若手でも昔堅気の作り方を守り続けている生産者もいる。
伝統的なタンニンのしっかりしたタイプの作り手は、Ada NadaやManuel Marinacci。
MoccagattaのBarbaresco Baric Balin 2007は、フルーツやスパイスの香りが華やかで、タンニンがしっかりしており、あと10年ぐらいしてから飲んでも良さそう。
逆にNegro Angelo e FigliのBarbaresco 2007は今飲んでも悪くない。
評判の高いMassolino やGermano Ettore。今回も私を満足させてくれた。
歴史のあるワイナリーPrunotto。大手のAntinoriの資本になり、すでに20年近く・・・
今回の試飲会で唯一古いビンテージのバローロを持参した貴重なワイナリーである。Barolo Bussia 2001は塩味がしっかりしているのが特徴、2001年は当たり!Barbaresco Bric Turot 1999も素晴らしい。どちらも寝かしておけば、まだまだ良くなりそうなワインである。
後3カ月ほどしたら商品化されるRoberto VoerzioのBarolo Rocche dell'Annunziata Torriglione 2006。エレガントでスパイス香も備え、喉にコクが残る感じがした。同じくBarolo Cerequio 2006。旨味に富んでいて、ミネラルがしっかりしていて、海藻の香りがある。有名どころはやはり一味違う、と実感。このワイナリーは2013年に10年物の、要は2003年のビンテージのバローロを販売する。値段は???
DSC04486.jpg

掘り出し物は、Bric Cenciurio。今回初めて出合った作り手。Barolo Coste di Rosa 2006は納得のいくものだったし、アルネイズの遅摘みのブドウで作った甘いワイン、Sito dei Fossiliは特筆すべき一本であった。
DSC04499.jpg

その他に、会場で評判が良かったワイナリーは、VajraとLuigi Baudana。前述のBric Cenciurioとこの二つのワイナリーのエノロゴは、同一人物。ジャンフランコ・コルデーロ氏。イタリア中でエノロゴとして活躍している彼。この3社のワイン、どれも印象的であった。益々の活躍を期待したい。

それにしても、試飲会の度に思うのだけど、後少なくとも数年経った方が美味しいはずのワインを開けてしまうのは、何ともったいないことかと・・・
“10年物バローロ+バルバレスコ試飲会” ・・・誰か企画してくれないかな~~!

テーマ:ワイン - ジャンル:グルメ

  1. 2010/02/18(木) 00:44:41|
  2. イタリアのワイン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<ゴルゴンゾーラ | ホーム | ワインガイドブック VINIPLUS>>

コメント

こんにちわ。 もしかして Iさん?でしょうか?

私のブログに立ち寄って下さってありがとうございました。ビジターリストで知りました。もしかして Iさんではないでしょうか?C.F.さんからたまに お話聞く事があります。私は昔ミラノにいて今はジュネーブに住んでいます。

このブログはワインの勉強にすごくなります!昨日は 私たちの特別の日だったので 2001年のTIGNANELLOをのみました。熟成され完成された味になっていましたが、やはり イタリアワインは フランスワインに比べるとって 私はボルドーが一番好きなのですが、酸味がありますね。 それが またイタリアワインのいい所なのですが、 あまりイタリアワイン知らない人は イタリアワインって すっぱいのよねってよく言います。 

これからもよろしくお願いいたします。
  1. 2010/11/22(月) 17:44:41 |
  2. URL |
  3. ひー #-
  4. [ 編集]

ひー様

お久しぶり、当たりです!!!
私もプロフィールから、そうじゃないかなって思って覗かせてもらいました。
素敵な暮らしぶり・・・羨ましいで~~す!
昨日、コンサートに出かけたら、Fさんにばったり! いい席を探そうと必死になっていたので、あまり話せなかったけど・・・
では、これからもよろしく~~!
  1. 2010/11/27(土) 05:53:02 |
  2. URL |
  3. 管理人より #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://blogmilanobaita.blog95.fc2.com/tb.php/77-c0bc9d04
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。