イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

バジリカータ州の旅

イタリアで一番貧しいと言われるバジリカータ州・・・
カンパーニア州、プーリア州、カラブリア州に囲まれ、ティレニア海とイオニア海に面している。
州都はポテンツァだけど、世界遺産のマテーラを訪れた人は多いと思う。
ある料理雑誌の記事に惹かれ、日本人のイタリアングルメに携わる友人二人と5日間のバジリカータ探索の旅に出た。
私たちを待ち受けていたのは、貧しさではなく、美しい丘陵、赤く染まったアリアー二コ(黒ブドウ)の畑、ドロミティ・ルカーネと呼ばれる険しい山、果てしなく透明な海、そして誠実な人々であった。
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ワインは、バジリカータ北部ののメルフィ周辺で作られる赤ワイン、アリアー二コが素晴らしい。
このブドウから作るワインは、カンパーニア州のタウラージが有名だけど、バジリカータの唯一のDOC、Aglianico del Vultureはタウラージよりタンニンがきめ細かく、飲みやすい。
3か所訪れたワイナリー(D`Angelo、Terre dei Re、Eubea)では、まだ収穫の真っ最中!
例年、収穫は10月下旬から11月上旬までとのこと。遅い!まるでネッビオーロのようだ。
近代的なワイナリーが、戦前までワイン作りに使っていた凝灰岩の地下洞窟を改装して、新たにバリック庫として使用している。この土地のワイン作りの歴史の深さに感動。
来年からDOPになる羊のチーズ、ぺコリーノ・フィリアーノのアトリエも訪問。
残念ながら、羊のミルクは今の時期は生まれたばかりの子羊にあげなきゃいけないから、ぺコリーノ作りは見れなかったけど、ひょうたん型のカッチョカヴァッロや、珍しいバターの入ったストレッチタイプのチーズ・マンテーカを作るところが見れた。
生産者によって、塩加減がずいぶん違い、また同じチーズでも熟成期間により味がずいぶんと異なる。バジリカータのぺコリーノは、籠の中で熟成させる。EUの規制が厳しくなりプラスティック製の籠を使うよう義務付けられそうになったけど、伝統を重視され、昔ながらの木の籠での使用が認められている。
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夜は宿泊先のアグリツーリズモにて。
バジリカータは様々な形のパスタがある。イノシシのグリルも美味しい。
隣に40人ほどの地元の団体が来てたけど、南イタリアの人とは思えないほど、静かに食事をするのにびっくり。
後でわかったけど、バジリカータの人は穏やか、とのこと。
明日の夜は、ホテルでパスタの講習会。楽しみ・・・

テーマ:イタリアン - ジャンル:グルメ

  1. 2009/11/01(日) 03:07:13|
  2. イタリアの食
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

早速みゆきさんもブログUPですねー。私は手抜きの説明ですが f(>_<)
最初の写真、すご~くステキですね!

PS:プーリアでも食べ過ぎてる私たち・・・!
  1. 2009/11/02(月) 05:40:40 |
  2. URL |
  3. Tomokoです #-
  4. [ 編集]

tomokoさんみたいに、ブログをまめにアップしない私・・・
プーリアでも食べ続けてるの、読んだよ~!
いろいろありがとう!
楽しかった!
  1. 2009/11/04(水) 06:13:56 |
  2. URL |
  3. 管理人より #-
  4. [ 編集]

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