イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

イタリアのチーズ

前回に引き続きチーズのお話。
イタリアのチーズになるミルクは、牛だけじゃない。中部、南部、シチリアやサルデーニャ島では羊のミルクをよく使う。そしてヤギのミルクも。斜面が急な所、牧草が少ないところでも、ヤギなら生き延びる。
忘れちゃいけないのが、水牛!有名なモッツァレッラには欠かせない。
水牛と呼ばれるだけあって、泥水の中にいるのが大好き!そうやって体温を調節してるそうだ。
羊やヤギは中部、南部で古くから飼育されていたけど、乳牛はインド・ヨーロッパ語族がイタリアに持ち込んだものである。
牛と羊とか、羊とヤギと言うようにミックスしたミルクで作るチーズもある。
わあ~贅沢って思うかもしれないけど、そうじゃない。
昔は皆、家で家畜を飼っていて、その動物から取ったミルクを全部一緒くたにしてチーズを作ってただけのこと。
DOP(原産地保護呼称)に認定されているチーズがイタリアには34種類あるけど、その中にも原料は牛と場合によっては羊のミルクも、なんて注釈があって、何これ?ちゃんと決まってないのっと疑問がわくのだけど、DOPに認定されるためにチーズが生まれたのではなく、何世紀も地元の人たちがレシピもなく作ってきたチーズに規律をあてはめるから、こういう結果になってしまうだけ。
それぞれの村におらが村のチーズがある、と言っても過言ではない。そんなイタリア人だから、消費量もすごい!年間のチーズ消費量は一人当たり24キロ。フランス人の平均を超える。ちなみに日本人の平均消費量は、1,7キロとのこと。
すでに古代ローマの兵士たちは毎日800gのパン、100gの肉、そして30gのチーズを与えられていたそうである。
チーズ王国イタリア。だからチーズの守護聖人も存在する。グラヴェドーナの聖人ルーチョ。放牧人の守護聖人でもある。彼は北イタリア、もうスイスとの国境近くの出身で、羊飼いであった。貧しい人々にチーズを分け与えていた。その量がどんどん増えてしまい、怒った主人に殺されてしまった。
彼の名前がついたサン・ルーチョ峠には彼をを祭る教会が建つ。周辺の町にある教会の壁には、彼の生前の様子が描かれたフレスコ画が今も残る。
いつか訪ねてみたい・・・

テーマ:チーズ - ジャンル:グルメ

  1. 2009/10/08(木) 05:33:42|
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