イタリアより食とワインと山の魅力を

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南イタリアの旅その3

2009年度版ワインガイドブックのために、延べ4日間、150種類以上のワインを飲んで評価しました。脳みそも胃もヘトヘト・・・そのせいでブログの更新もままならず・・・ごめんなさい。
南イタリアの旅の続きです:

アマルフィを朝出発し、18世紀に作られたブルボン家の王宮見学のためにカゼルタへ向かう。ここも世界遺産に指定されている。治安があまりよくないせいか、知名度は低いが、その豪華さ、スケールの大きさはベルサイユ宮殿と肩を並べることが出来る。ナポリ王、ブルボン家のカルロ7世はベルサイユ宮殿を見本としてこの王宮建設を命じた。彼自身は、その後スペイン王になり、残念ながらこの王宮は見ずに終わっている。その息子フェルディナンド4世が狩猟のための別荘として使っていた。彼がここに来るのは年に1回、1ヶ月だけ。そのために、王宮には1200室、別館には800室の部屋が造られた。

caserta1.jpg caserta2.jpg  caserta3.jpg

ナポリから30キロ続くまっすぐな道路がこの王宮に向かって造られ、王宮の背後には敷地130へクターの庭園が延々と広がる。庭園には、鯉が泳ぐ池、滝、噴水、お妃様のための水遊び用の泉、世界各地から運び込まれた植物が植え込まれ、その後ろにはイノシシを放し飼いにしている500へクターの敷地もある。この広大な庭園は、徒歩、またはミニバス、あるいは馬車でまわることができる。

カゼルタを後にし、今夜の宿泊先であるマテーラの町へ。先史時代から人々が住んでいたといわれる洞窟住居の町として有名である。ここも世界遺産に指定されている。少し硬めの凝灰岩を掘ったところに、1950年代まで人々が住んでいた。もちろん、電気もガスも水道も家の中にはなかった・・・
その様子はCasa Grottaと呼ばれる洞窟住居(サッシ)の内部を再現した小さな博物館で見ることが出来る。
そのような洞窟住居(サッシ)をモダンなホテルに作り変えたのが、私達のホテルLocanda San Martino。白い壁が明るくて、内部も近代的に改造してあるから、居心地がいい。3つ星のホテルだけど、お勧めだ。

    htl1.jpg     htl.jpg

夕食は、ホテルのすぐ近くのNadi`へ。レストランと言うよりはトラットリア。この店もやはりサッシ。天井にはこのあたりの名産品であるドライ赤ピメントがぶらさがっている。総勢11人で3種類の地元の手打ちパスタを大皿で注文して、皆で分け合う。こういうことが出来るのも、トラットリアならでは!
3種類のパスタの内訳は:
Ferricelli ai peperoni cruschi di senise (マテーラの南セニーゼと言う地方の名産ドライ赤ピメントであえたパスタ、フェッリチェッリ)
Strascinate e cime di rape, aglio,olio, acciughe e mollica (カブの葉の一種とニンニク、アンチョビーとパンの白い部分であえた平たいパスタ、ストゥラシナーテ)
Cavatelli con cardoncelli (カルドンチェッリと言うキノコ、エリンギの一種であえたパスタ、カヴァテッリ)

nadi0.jpg nadi3.jpg NADI 1

どれも、地元の食材と硬質小麦ならではの腰のあるパスタの組み合わせが素晴らしい!
あわせたワインは、“神の雫”でコストパフォーマンスが評価されたD`Angeloのアリアーニコ。毎日のようにアリアーニコを飲んでいるが、このワイナリーの一番ベースの、そして一番安いワインなのに、バランスもよく、ボディーもしっかりしている。

             matera1.jpg     ワイン

メインは、炭火で焼いたグリル焼きミックス。バジリカータ州は羊の飼育で有名な土地。ラムは欠かせない!仔馬と腸詰、そしてラムで作ったインヴォルティーニ。ラムのレバーをラムの腸でしばってある。これがなかなかおつな味! ラムもサイコーだった。
これには、同じワイナリーの格の上のワイン、と言っても又アリアーニコだけど、Valle del Noceをあわせた。まろやかで飲んだあとの余韻が素晴らしい。
人気のないマテーラの夜、ホテルに向かって凝灰岩の石畳を歩く私達の足音が響く・・・  

テーマ:グルメ情報!! - ジャンル:グルメ

  1. 2008/10/01(水) 05:58:35|
  2. イタリアの食
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

 手打ちパスタがどれも美味しそう。でもCavatelliしか知らないわ。パンもソースの一部になるなんて面白い! そうそうseniseって何? ピーマン? 唐辛子?
  1. 2008/10/10(金) 00:56:17 |
  2. URL |
  3. なこ #-
  4. [ 編集]

SENISE

マテーラの近くの土地の名前で、地元の人いわく、ここの干した赤いピメントは、甘くて美味しいんだって!
パンの中身の白い部分は、パン切ってるとぼろぼろこぼれるけど、それを捨てずに材料にしちゃうんだよね・・・・これ、トスカーナでも食べたことがある。イタリア人も昔は貧しかったからね~。
  1. 2008/10/13(月) 00:58:06 |
  2. URL |
  3. 管理人です #8IBeD5c.
  4. [ 編集]

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