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イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

オヴァーダのドルチェット

オヴァーダ・・・あまりなじみがないかもしれないけれど、ピエモンテ州の南、リグーリア州のすぐ近くの地域。
オヴァーダは知らなくても、ドルチェットのワインを知っている人は多いはず。
ピエモンテの人たちのテーブルワインの筆頭は、このドルチェットとバルベラ。。。
テーブルワイン、、、なんてちょっと馬鹿にしているような感じだけど、実は、このドルチェット、栽培するのがとても難しい品種。
ドルチェットはアルバやドリアーニのものが有名だけど、オヴァーダのドルチェットの素晴らしさは、マイクロクリーマ(微気候)!
リグリア海から直線距離で25キロ。でも冬は結構雪が降る丘陵地帯で育ったドルチェットは、しっかりしたアルコールとタンニン、時には酸度も高くストラクチャーがあり、且つ又海風のお陰で、ミネラル感にあふれ、地中海沿岸に育つハーブの香があり、塩分もしっかりしている。だから、瓶熟にも適している。DOCGでありながら、9割が国内消費のこのワインの知名度を上げようと、若手の生産者が集まって企画したのが、その名もオヴァーダエヴォルーション!
現在、生産者は50軒。
若いうちはプラムやダークチェリーの香、瓶熟するにしたがってスパイスやアーモンド、ビターチョコレートの香が出てくる。

ビンテージは、2017、2016、2011、2004、1998、1991。ブラインドティスティングと言うのも興味深い。

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2017:バイオレットがかった濃いルビー色。 ベリー系、桑の実。きめの細かいタンニン。酸味あり。アフター長い。
    サラミやチーズと。

2016: 生き生きとしたルビー色。チェリー。ストロベリー。心地よいホロ苦み。
     バターとセージであえたラビオリと。

2011: ガーネット色を帯びたルビー色。ベリー系のジャム。湿った森の下草。ビターチョコレート。バランスの良い味わい。
    肉のボイルと。

2004: ガーネット色。ベリー系のジャム。クローブ。ヘーゼルナッツ。ユーカリ。
    熟成したチーズと。 

1998: オレンジ色。葛根湯。シナモン。ビターチョコレート。スモーク香。
     瞑想しながら。。。

1991: レンガ色。鉄の匂い。茹でたカリフラワー。
     ちょっとピークは過ぎてしまったんじゃないかなぁ。。

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どのビンテージも驚き、、、でした。
ぜひ、日本でも出会ったら、試してくださいね。お値打ちなワインです!
  1. 2019/04/11(木) 06:01:45|
  2. イタリアのワイン
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