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エトナ山のワイン その2

私が見せられたエトナ山の赤ワイン。。。。

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前回も書いたけど、それを始めて飲んだ時は、ピーノ・ネーロかと思った。
淡いオレンジ色と言い、そのエレガントさと言い、ピーノ・ネーロと共通する部分をたくさん持っている。

DOCのエトナ・ロッソは、基本的にはネレッロ・マスカレーゼが主体(最低80%が義務付けられている)、又は単独で、そこにネレッロ・カップッチョを使う。
ネレッロ・カップッチョは、マスカレーゼに不足する色とスパイス香をワインに与えてくれる。
2種類のネレッロとも、エトナのこの火山性の土壌を好む。
ブドウの生産量は少ないが、昼夜、そして冬夏の気温差により(その差、30度のことも!)、素晴らしいフレーバーが生まれる。
7社のワイナリーを訪問し合計15種類のエトナの赤ワインを試飲した(この中には、エトナ・ロッソと名乗っていないものもあるが、いずれにせよ、ネレッロで造った赤ワインである)。
特徴を書き並べよう:
淡いオレンジ色。ビンテージが若いうちは、ルビー色の光線あり。
若いものは、バイオレットの香り。
ベリー系、または桑の実の香。時にはジャムの香り。
場合によってはスパイス香(黒コショウ。又はミント)あり。
ピーノ・ネーロのような獣臭や、蒸れるような香があることも。
きめ細かいタンニン。
ほど良い酸味。
土壌からもらったミネラル系の塩味。
エレガントでありながら、フルボディー。
アフターが長い。

なんか、誉め文句を書き並べたみたいな感じだけど、本当にそうなんだもの。

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今回訪問したワイナリーは:
Tenuta Terre Nere
Graci
Passopisciaro
Tenuta di Fessina
Benanti
Murgo
*この中でもTenuta di Fessinaは、北イタリア出身のエノロゴ、フェデリーコ・クルタズが手掛けている注目のワイナリー。

DSC02267.jpg


前回のブログの写真を見ていただいたらわかるけど、土埃だらけになりながら、乾燥したこの地で畑の手入れをすることは本当に大変な作業。
そして、こんな溶岩だらけの畑も。。。

DSC02252.jpg

その人件費を考えたら、このワインが高くても、当然。
そして、このワインは、すぐ飲むワインじゃない! 少なくとも7~8年してから飲んで欲しいな~。

生産者から聞いたこの数年のビンテージの特徴、書き出します。ご参考までに:
2012年:猛暑。良。
2011年:良。バランスいい。
2010年:雨多し。今一。
2009年;まあまあ。
2008年:良。
2007年:猛暑。

3年前にこのエトナ山を訪れた時は、10月でお天気に恵まれず、麓にいながら一度もエトナ山の山頂を見ることができなかった。
今回は一番いい時期に来たような気がする。

エトナ山周辺には、今でも古い醸造所がたくさん残されて、それを見学することができる。
古いと言っても15年ぐらい前までは使っていた(!)。
古い醸造所って??? そう、足でブドウを潰してた、あれ!

DSC02244.jpg

DSC02312.jpg

どちらも今は使われてはいないけど。。。



そこを改造してレストランにした、とってもお洒落なお店でランチ!

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もちろん新しく改造し直した醸造所はこんなにお洒落!

DSC02311.jpg

まだ瓶詰めされていないワインを樽から直接試飲! こんな贅沢ができるのも、ここまで来たからこそ!

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エトナの赤ワイン、、、、これほどすごいワインなのに、まだまだ知名度は薄い。
シチリア以外で、このワインに出会えるレストランなんて、めったにない。
残念だな~。
シチリアの赤、というと、大半の人がネーロ・ダーヴォラって思う。
素晴らしいネール・ダーヴォラもあるけど、一時ブームになりすぎ、便乗して造られたひどいワインがたくさん出てきて、その名を落とした。

でも、このエトナ・ロッソ、、、知る人ぞ知る、ワインなのだ。
それが証拠に、シチリアの他の地域の著明ワイナリーが、エトナ周辺に進出している。本物のワインの造り手だったら、このエトナの地に挑戦して、すごいワインを造ってみたい! と思うらしい。

エトナのワインに、エトナの人々に、エトナの魅力あふれる自然に接することができたのも、ひとえに懲りもせずイタリアワイナリー訪問の旅に来てくださる某ご夫妻のお陰。。。。
そして、今回は、頼もしいS君がハンドルを握ってくれた。

感謝!!

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テーマ:ワイン - ジャンル:グルメ

  1. 2013/07/28(日) 05:55:48|
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