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ワインセミナー

今日はソムリエ協会のオフィシャルテースターのためのセミナーに参加。
私たちは、毎年出版されるロンバルディア州のワインガイドブック、Viniplusの審査員を務めている。
審査員である私たちのレベルをより高いものにし、又全員が似通った判定ができるようになるためのセミナーである。

会場のフランチャコルタのワイナリーVignenote (http://www.vignenote.it/)には、50人ほどのオフィシャルテースターが集まった。
ブラインドテースティングで、まず最初はクロアゼ(オルトゥレポーのロゼのスプマンテ)6種類。
次はオルトゥレポーのリーズリング5種類。
最後はオルトゥレポーのピーノ・ネーロ6種類。
作り手の見解も重要、というわけで、ワイナリーLe Fracce(http://www.lefracce.it/)のエノロゴ、Gerbino氏も参加。

エノロゴならではの貴重な説明が入る。例えば:
ピーノ・ネーロでロゼのスプマンテを作るのは、大変難しい。クロアゼ自体まだ新しいワインであり、こういう色であるべき、という指標がない。色を見ただけで惑わされないように。

鮮やかなチェリー色から、淡い玉ねぎの皮の色まで様々だ。

DSC01109.jpg

大半のオフィシャルテースターが高い点数を与えたのは、Mazzolino社(http://www.tenuta-mazzolino.com/)のもの。
ミッレジマートではないけど、ビンテージ2007年が最初だと思う。たぶん今日飲んだのは、2008年だろう。
2007年もよかったけど、これもいい。私の評価も一番良かった。バランスがいいし、ボディーもしっかりしている。
リーズリングは、オルトゥレポーでは、なかなかのものができる。もちろんアルサーツィアのような、石油系の香に出会うことはまれだけど。。。

ここで又エノロゴの貴重な一言:
粘土質の土壌で育つリーズリングはあまり香に恵まれず、平ったい出来になる。

ここでもめたのは、ちょっと残糖分があるのか?と思えるようなまろやかなリーズリング。ワイナリーConte Vistarino(http://www.contevistarino.it/it/home.asp)。
高く評価する人と、反対する人とで意見が分かれた。
個人的には、まろやか過ぎて好みではない。
今調べたら、やはり遅積みしているようだ。西洋イラクサを醗酵させたような香もちょっと気になる。
でも、私が思うには、お刺身に多めにワサビを添えるなら、このリーズリングが合うし、ワサビ無しで食べるなら、ワイナリーTorrevilla(http://www.torrevilla.it/)のGenisioのリーズリングをお勧めしたいな~。
不謹慎にも、皆が大もめしている中、私はのんびりそんなこと考えていました。。。

最後はピーノ・ネーロ。
評価が良かったのは、エノロゴのワイナリーLe Fracceのもの。

6種類サービスされたうちの最後のワインの香を嗅いだ時、何の迷いもなく、すぐどこのワイナリーのものかわかった。
MazzolinoのNoir!!!
このFoxsyな香が私は苦手。。。どうしてもダメ。以前に比べるとその強烈さ(私にとって、これは強烈なのだ)は緩和されてきたとは思うけど。。。
もちろん、皆の評価が一番高かったのはこのワイン。
いいさ、私が評価できないだけさ!
でも、不思議なのは、この香を嗅いで、私はすぐどこのワイナリーのものか分かったんだけど、分からなかった人が大半みたいだった。
と言うことは、皆にとって、この香は煩わしいものじゃない、そしてこの香を私ほど強く感じないわけだ、と。
香って不思議。。。。。

昼食前に、ワイナリーを見学。レストラン・ホテルも併設してるとってもお洒落なロケーション。
フランチャコルタに行かれる方にお勧め!(http://www.borgosantagiulia.it/)
宿泊代も施設の素晴らしさの割には、良心的!

スプマンテの瓶内の圧力をはかる装置

DSC01110.jpg


充実した一日だった。


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テーマ:ワイン - ジャンル:グルメ

  1. 2012/11/11(日) 06:45:05|
  2. イタリアのワイン
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:2
<<初滑り | ホーム | ピエモンテにて>>

コメント

すっごく分かりやすい表現でテイスティングの空気を感じられました。
la fracceのワイン、名前だけ覚えているけど、、、年々良くなっているのかなって言う感じです。
香りって不思議ですよね。わたしも似たような経験した事あります。そうしたら、私のマエストロは、「香りはその人の生きてきた環境や、場所で感じ方が変わる。」って言ってましたけど、、、。本当にそう思います。結構日本人って四季もはっきりしているし、湿気もあるところで、様々な匂いをかいでるから、結構敏感なのかもしれませんよね。
  1. 2012/11/13(火) 02:25:26 |
  2. URL |
  3. parma akemi #-
  4. [ 編集]

Parma Akemi様

日本人としては私は“敏感”じゃなくて、“鈍感”だと思ってるんです。
やっぱり、もっと集中して訓練しなきゃいけないっていつも反省してます。
最近、オルトゥレポー、良くなってきてますよね!
  1. 2012/11/25(日) 06:44:39 |
  2. URL |
  3. 管理人より #-
  4. [ 編集]

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まとめ【ワインセミナー】

今日はソムリエ協会のオフィシャルテースターのためのセミナーに参加。私たちは、毎年出版されるロンバル
  1. 2012/11/21(水) 11:40:50 |
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