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サルデーニャの5日間

検察庁の翻訳の仕事がやっと終わり、一段落! フ~ッ!!!
大変だったけど、自分自身の勉強にもなったし、よい経験をさせてもらったと思う。感謝!
私は通訳する方が好きなのだけど、翻訳も面白い! そして、コンマ一つで文章の意味が変わるんだってこと、今さら実感!

で、もうずいぶん前の話だけど、9月の初め、サルデーニャに行ってきた。
友人のTOMOKOさん(彼女のブログは、一見の価値あり!! http://delizie.blog50.fc2.com/)からの依頼で、日本から見える農学部の教授の通訳。
先生は、サルデーニャのような島、要は条件不利地域の農業が、EUの援助のもと、どういう状況に置かれているか、を研究していらっしゃる。先生がサルデーニャを訪れるのは今回で2回目。
州の担当者3人に会って、実情の説明を受ける。
農学部出身の私にとっては、なかなか興味深いテーマである。
実際に農家の人たちにも会った。そのうちの一人、サルデーニャでは珍しい牛のミルクからストレッチングタイプのチーズを作っているオリスターノの酪農家。カズィゾールというチーズで牛、それもシチリアのモディカーノとサルデーニャの地元の交配種だけを150頭ほど育てている。とてつもない面積の敷地を各所に持っていて、そこで年間通して放牧している。驚いたのは、2人がかりで手で搾乳していること!
ストレッチングタイプのチーズ作りは手間がかかる。乳酸発酵がなかなか思うように進まず、夜中の3時に起きて、チーズ作りをすることもあるそうだ。
このチーズは、スローフードのプレヅィーディオに認定されているが、残念ながら、その大半は工場で大量生産されているらしい。
30代の、この夫婦は、昔ながらのこだわりを持って、このチーズを作り続けている。

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熟成室にぶら下がっているチーズの中から、一つ選び、その場でカット! 生クリームのような香り、口に入れると、甘味と旨味・・・何とも言えない優しい、そしてこってりとした味わいである。
こんな美味しいストレッチングタイプのチーズを食べたのは初めてだ!

最終日には、サルデーニャの離島、サンタンティオコ島へ。
目指すは、ワイナリーSardus Pater。協同組合のワイナリーで、所有畑300Ha!
白ブドウの収穫のまっ最中にもかかわらず、まだ若いトスカーナ出身のエノロゴが、熱意に満ち溢れ説明してくれる。車で案内されたのは、海辺の畑。砂地のお陰で、フィロキセアにやられなかったブドウ。土着品種の黒ブドウのカリニャーノは樹齢が80年のものもある。風と暑さから守るために、アルべレッロで仕立ててある。

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せっかくここまで来たからには、購入したい!
とは言え、スーツケースにはそんなに詰め込めないし・・・
まずは、珍しいヴェルメンティーノの瓶内2次醗酵のスプマンテ。

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ちょっと、男性的過ぎる感じ・・・まろやかさが足りないかも・・・

ここのトップ商品であるカリニャーノから作ったイズ・アレナス2007年。まだタンニンが青いけど、ミネラルもしっかりしていて、2年後ぐらいが楽しみなワイン。
そしてスイートワイン、モスカートから作ったヌル2009年。甘さと酸度のバランスが素晴らしい。サルデーニャのちょっと甘すぎるアーモンドベースのドルチェによく合いそう・・・

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3本購入。



最後は、TOMOKOさんがオーガナイズする料理教室に参加させてもらい、郷土料理作りに挑戦!

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忙しかったけど、充実したサルデーニャの5日間・・・

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  1. 2011/10/20(木) 06:12:25|
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