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ワインガイドブック VINIPLUS

2月7日、待ちに待ったロンバルディア州のワインガイドブックVINIPLUS2011年版の出版記念会がミラノのホテルで開催された。
会場にはロンバルディア州農業評議員ジューリオ・デ・カピターニ氏、ロンバルディアワイン組合協会会長リーヴィオ・カニョーニ氏、イタリアソムリエ協会会長アントネッロ・マイエッタ氏、イタリアソムリエ協会ロンバルディア支部長フィオレンツォ・デッティ氏、国営放送RAIのカメラマン、そして我々審査員、ワイン、レストラン関係者が詰めかけ、盛大なる発表会となった。

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5回にわたって、70人のオフィシャルテースターが審査したワインの数は800以上。この数を見ただけでも、このガイドブックがロンバルディア州のワイン生産者に大きな刺激を与えているのがわかる。
ロンバルディア州には5つのDOCGが存在する。まずイタリアで一番有名なスパークリングワイン、フランチャコルタ、そしてやはりスパークリングワインであるオルトゥレポー・パヴェーゼ・メートド・クラッスィコ、スイスとの国境、テッリーナ渓谷で作られるスフォルツァートとヴァルテッリーナ・スーペリオーレ。そしてDOCGに格上げされたばかりのモスカート・ディ・スカンツォ。

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審査された800のワインから、103のワインが一番評価の高い4つのバラのマークを得た。この中には有名なカー・デル・ボスコのアンナ・マリーア・クレメンティやベッラ・ヴィスタのコンヴェント・デッランヌンチャータが含まれる。正直103・・・は多すぎる気がしないでもないが。

103の中から、あまり知られていないワインだけを列記しようと思う。(試飲したものにはコメントも添えた)


フランチャコルタ:

①La Fioca(ラ・フィオーカ)所有畑 約5ha。1998年創立。
Brut2004とDosaggio Zero

②Vezzoli(ヴェッツォーり)
Brut2006とExtra Brut Nefertiti2004
Extra Brut Nefertiti2004は、グラスに注がれた色を見てもすぐわかるけど、バリックで醸造。黄金色に近い色で、香りも大変濃厚。蜂蜜の香りがあり、とても力強いフランチャコルタである。アぺルティーヴォよりしっかりした料理に合わせた方がより楽しめると思う。

③Lantieri de Paratico(ランティエーリ・デ・パラーティコ)
Brut Arcadia2006

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ヴァルテッリーナ:
ピエモンテのバローロヤバルバレスコは誰でも知っているワインなのに、同じネッビオーロ品種で作られるロンバルディアのヴァルテッリーナのワインは日本ではあまり知られていない・・・

①Ar.Pe.Pe. (アル・ペー・ペー)
Sassella Ultimi Raggi2004
これは通向きのワインである。いわゆるカベルネやメルロを飲みなれている人がこのワインを飲んだら、なに、これ?と思うこと間違いなし・・・難しいワインだと思う。でも今回の2004年は今までに比べてとっつきやすいな、という印象を受けた。

②Mamete Prevostini(マメーテ・プレヴォスティーニ)
Sforzato Albareda2008
この地域は2008年は外れ年であった。ワイン作りを見合わせた生産者もいるくらいである。スフォルツァートにしては軽めで、今すぐ飲むなら楽しめる。

③Plozza(プロッツァ)
Sforzat Valtellina Vin da Ca`2006
Rainoldi(ライノルディ)のSforzatoを飲んだ後に試飲したのがいけなかったのかもしれないが・・・今一。

④Rainoldi(ライノルディ)
Sforzat di Valtellina2007
私のお気に入りのワイナリー。どっしりしすぎず飲みやすい。タンニンもきめ細やか。

⑤Fai(ファイ)
Valtellina Superiore Valgella Carteria2007
まだ20代の跡取りであるエノロゴの個性あふれるワイン。バローロヤバルバレスコに比べると女性的なこの地域のワインの中で、骨組みのしっかりしたこのワインは光る。

手にしたVINIPLUS。表紙がとっても気に入った。背景がブドウの紅葉しかかった葉、そして前面に4つの赤ワインの入ったグラスが並んでいる。この配置はこのガイドブックの一番高い評価の印である4つのバラを意味している。
どっしり重たいこのガイドブックを見れば、ロンバルディアのワインを知りつくすことができる、と言っても過言ではない。

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また今回初めての試みとして、1リットルに付き亜硫酸(酸化防止剤)の含有量が75mg以下のワインには、すべて緑色のバラのマークが付けられ、このガイドブックが自然派ワインにも注目していることが分かる。

ブログを通じて知り合うことができたMさんがわざわざパルマからこの試飲会に来てくれた! どうもありがとう!!!
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テーマ:作ってみた - ジャンル:グルメ

  1. 2011/02/11(金) 01:05:08|
  2. イタリアのワイン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

お世話になりました。
なんだかあわただしくって、申し訳なかったのですが、、、。私もVezzoliのフランチャコルタは印象に残りました。やはり、ロンバルヂアはフランチャコルタとヴァルテッリーナですね。でもパッシートも気になります。
楽しいひと時を有難うございました。
  1. 2011/02/11(金) 19:13:39 |
  2. URL |
  3. marcheselli #-
  4. [ 編集]

marcgeselli様

う、う、う・・・パッシート、と聞くと胸が痛みます・・・ごめんなさ~~~い
  1. 2011/02/13(日) 08:41:58 |
  2. URL |
  3. bellafelice #-
  4. [ 編集]

違います違います!!あのマンゾーニ100%のパッシートのこと言ってるんですよ!!
モスカート・ディスカンツォはまた試飲する機会があると思います。
  1. 2011/02/14(月) 07:18:36 |
  2. URL |
  3. marcheselli #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

慰めてくれてありがとうございます・・・でも私自身も飲み忘れて結構落ち込んでます・・・
  1. 2011/02/14(月) 08:10:29 |
  2. URL |
  3. bellafelice #-
  4. [ 編集]

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