イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

地ブドウワインの試飲会

先日ミラノで行われた地ブドウワインの試飲会に行ってきた。
地ブドウ、あるいは土着品種のブドウとも呼ぶが、イタリアにはこの種のブドウが何百種類も存在する。
ネッビオーロやサンジョヴェーゼがその代表的なもの。
でも、もっともっと知らていない、でも面白い、そして価値のあるブドウがたくさんある。
まずは、瓶内2次醗酵で作ったミッレジマート(2007年)のスパークリングワイン。品種はグロッぺッロ!!!
これには驚き! グロッぺッロはロンバルディア州のガルダ湖周辺で栽培されている黒ブドウで、淡いチェリー色のキアレットと言うワインが知られている(と言ってもあまり有名じゃないんだけど・・・)。
そのブドウから、白いスパークリングワインを作るなんて!!!
そりゃ、シャンパーニュと比べちゃかわいそうだけど、そんじょそこらのフランチャコルタには引けを取らないなかなかのできあがり。塩味がしっかりしているのが特徴。試飲に出ている2007年がグロッぺッロ100%で作った最初のビンテージとのこと(それまでは混醸で作っていたそう)。24か月酵母と一緒に寝かして作った。
まずは、この珍しいスパークリングワインで口を清め、アタックを始める!

ここ2,3年ミラノでもやっと知られるようになったぺコリーノ。羊のミルクから作ったチーズと同じ名前のブドウ。確かマルケ州でも作っていると思うが、主流はアブルッツォのミネラル、塩味が魅力的な白。
有名なワイナリー、Farnese(ファルネーゼ)http://www.farnesevini.it/index.asp のぺコリーノもよかったけど、La Quercia(ラ・クエルチャ)http://www.vinilaquercia.it/ のも美味しい。
ファルネーゼの私のお気に入りは、なんと言っても“チンクエ・アウトークトニ”。訳すと5種類の土着品種。その5種類とは、モンテプルチャーノ、プリミティーヴォ、ネーグロアマーロ、サンジョヴェーゼ、マルヴァジーア。バリックを使用しており、イタリアワインが苦手な人にも気に入ってもらえそう・・・上手に作り上げてる、そして売りやすいワインだと思う。今日のヴィンテージは2008年。数年前ヴィンテージ2003年を飲んだ時のことを今でも鮮明に覚えている・・・

モリーゼ州の有名なワイナリー、Di Majo Norante(ディ・マィオ・ノランテ)のティンティーラ。ドン・ルイージという赤ワインで知られる作り手。コスパがいいので評判がある。ティンティーラはモリーゼ州の土着品種。今日のヴィンテージは2008年。フルーティで、ちょっとベジタリアンな香りも備え、そして森の下草のような深い香りがある。どっしりしたワイン。
今年になって初めての試飲会と言うこともあって、なかなか賑わっている。知り合いがティンティーラはCipressi(チプレッスィ)という生産者のも素晴らしい、と教えてくれる。
試飲会の良さは、いろいろな人と意見の交換、情報交換ができること!

ワイン作りとしては、重要性に引けを取るエミーリア・ロマーニャ州(Marcheselliさんごめんなさ~~い)の協同組合のワイナリーの面白い赤に出合う。
ブドウの品種はロンガネーズィ。黒ブドウである。現在栽培しているのはダニエーレ氏のみ。
彼は、うちのブドウ畑は平地にあるんだ、と自慢げに言う。今まで何十年と生産者に合ってきたけど、ブドウ畑が平地にあるのを自慢する生産者は彼が初めてだ! http://dlonganesi.altervista.org/
収穫したブドウの半分はアマローネのように、干してから醸造するそうである。
口に含んで最初に私が言った言葉:エミーリア・ロマーニャの著名なるチーズ、ぺコリーノ・ディ・フォッサを食べながら飲みたい!!!地元のワインに地元のチーズ。きっと素晴マリアージュに違いない!

今日のこの試飲会で一番注目されていたワイナリーはプーリア州のFeudi di San Marzano(フェゥディ・ディ・サン・マルツァーノ)。http://www.feudisanmarzano.it/  すごい人だかり・・・
白のヴェルデーカも赤のネーグロアマーロ、プリミティーヴォ・・・試飲したすべてのワインが素晴らしい出来であった。
でも、細かいコメントは無し・・・だって飲み過ぎてメモを残す気力もなくなってしまったんだもの・・・
飲むのに夢中で、写真もあまりいいのがなかったので、退屈な記事でごめんなさい。

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テーマ:ワイン - ジャンル:グルメ

  1. 2011/01/22(土) 02:38:01|
  2. イタリアのワイン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

新年早々、ワインにご飯にまい進してますね!素敵な食卓、豊かなワイン。私も今年はもうちっとちゃんと料理をしよぉ、と思っているところです。日本でおいしいものを山ほどいただき、日本酒をがんがん飲んで、実はまだイタリアの食に、ちゃんと戻れてないんですけれども。
当面いつになるかわからないけど、新年会ということで、なんか作ってみようと思いますので、また遊びにきてね~。今年もよろしくお願いします。
  1. 2011/01/27(木) 05:41:13 |
  2. URL |
  3. Mari #-
  4. [ 編集]

いえいえ、確かにエミリア・ロマーニャ、私も好きなワインはここのワインではないですもん。しょうがないですよね。平野を自慢するこの人もすごい!!フォッサと合せるという表現で想像しました。。。
  1. 2011/02/01(火) 07:17:23 |
  2. URL |
  3. marcheselli #-
  4. [ 編集]

Mariさん

お帰りなさ~い!
Mariさんのブログ読んだよ!
お節料理、色とりどりで本当にきれい・・・・
考えてみたら、日本でお正月を迎えたのは25年前!!!
四分の一世紀経ってしまった~~~
新年会、楽しみにしてるからね。
  1. 2011/02/06(日) 06:44:43 |
  2. URL |
  3. bellafelice #-
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Marcheselliさん

いつもコメントありがとうございます。
美味しいワインが少なくても、素晴らしい食肉加工品、チーズ、みずみずしい野菜、バルサミコ、チェリー等々があるから羨ましい!
ミラノなんて、イタリア産の肉を探すのにも苦労するもん!
  1. 2011/02/06(日) 06:47:47 |
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  3. bellafelice #-
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  1. 2011/05/28(土) 02:00:31 |
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