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イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

白トリフ三昧

6日間スキーを満喫した後は、ピエモンテへ。
ワイナリーめぐり、アグリツーリズモで伝統料理に舌づつみをうち、アンティック市でひやかし、地元の採りたての野菜をしこたま買いこみ・・・・でも、一番の目的は白トリフ購入。
今年は白トリフが大豊作、だから値段も控えめ。
買わない手はない!!!

いつもの行きつけの店ではなく、今回はトリフ採りの人(トゥリフォラゥ)から買うことに。
訪問したワイナリーのエノロゴの友達のトゥリフォラゥが、今朝お手頃の大きさの白トリフを採った、との情報が入る。

ちょっと話はそれるが:白トリフの産地としてあまりにも有名なアルバの町中で見かける白トリフは、その大半がピエモンテ州以外のところから運び込まれ、そしてアルバ産、として売られているのが現状である。白トリフはトスカーナやウンブリア、マルケ、アブルッツィオ州でも採れ、何もアルバだけのものではない。でもアルバのものが一番香りがいいと言われる。ひどい場合には、イタリア産ではなく、クロアチア産、なんてことも十分あり得る。

でも、これは正真正銘のアルバ産である!!!

tartufo.jpg

土がまだ少しついて入るけど、デカイ、こりゃ2人分にしちゃデカイ!
今年の白トリフは香りが一段と素晴らしい、と現地で何度も耳にした。
鼻を近づけてみる・・・・わ~、酔いしれそうなこの香り。重さは55グラム。
大事にキッチンペーパーで包み、ガラス瓶に入れ、我が家に向かって車を走らせる。
狭い我が家で広げてみると、より大きく感じる。
お手製のタリアリン(細いタリアテッレ)を茹で、夏の放牧された乳牛のミルクから作ったバターで和えたところに、シュッシュッと白トリフを削る。

tajarin.jpg

余熱で薄くスライスした白トリフがしんなりとなる。
お~~、この香り!!!
オーブンから出したばかりの熱々の卵のココットの上に、シュッシュッと白トリフを削る。

cocotte.jpg

シンプルな味わい、でもちょっとネッチョリした卵の黄身との相性は格別・・・
行きつけの肉屋で最上級の牛肉を手にし、包丁でトントンとミンチし、レモン、エキストラ・バージンオイル、シチリアの塩の華(塩づくりの過程で最初に浮き上がってくる塩)で和えた上に、シュッシュッと白トリフを削る。

cruda.jpg

たまらない!!

で、2人で結局4日間白トリフを食べる羽目に・・・
私は同じものを2日続けて食べるのはいやなんだけど、今回ばかりは別・・・3日間毎日、タリアリンを食べた(それもパスタは作り置きじゃなくて、毎日手作りした私って、やっぱり異常???)

そうそう、大事なこと、書いてなかった!!
合わせたワイン:

vini.jpg

初日は、バルバレスコ・クラッシコ・リゼルヴァ1995年。
生産者はBorgogno。
オリがいっぱいなので、デカンターする。色は淡いガーネット色、ふちはオレンジがかっている。控えめな香り。酸がまだしっかりしているのにはびっくり。30分ほどして開き始め、いいバランスが出てきた。
翌日は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ Prime Donne1998年。
生産者はDonatella Cinelli Colombini。
1990年代、女性だけのテースターが集まって作り上げたワインとして脚光をあびたブルネッロ。
昨日のバローロより色はやや濃い。ジャム系のフルーツの香り。甘いスパイス香、バリック使用ならではのコーヒーやチョコレートの香りが華やか。味わいもとてもエレガントでちょうど飲み頃である!
ちなみに、当時のワインガイドブックを引っ張り出して読んでみると、このブルネッロ、ガンベロ・ロッソはビッキェーリの数が1個のみ。イタリアソムリエ協会(AIS)が出しているDuemila Viniは最高点である5つのグラッポリ。
ここまで評価が分かれるのも珍しい・・・
私の正直な感想は、昨日のバローロはグラッポリが2つ、今日のブルネッロは5つ。
Borgognoは近年、代官山にも進出しているEatalyのやり手のオーナーが買収したので、ワインのスタイルにもこれから変化が出てくるかもしれない。

それにしても、贅沢な日々を送っている私。
とは言え、とりわけイタリアでは、家でご飯を作って食べると安くつく。
これだけのお料理とワインをレストランで楽しんだら、一人150ユーロはするだろうから・・・

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テーマ:美味しいもの - ジャンル:グルメ

  1. 2010/12/09(木) 01:01:50|
  2. イタリアの食
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

すっごい贅沢~!さっすがです!
わたしはパレルモで三日、お魚を堪能してきたよ!おいしい~!とにかく新鮮!
その上、春の気候で、この冬のショート・トリップとしては最高でした。
こうやって、チョコチョコと余裕で遊べるのが、イタリアで生活する醍醐味。少なくともわたしにとっては。
では、またね~。
  1. 2010/12/09(木) 06:11:48 |
  2. URL |
  3. M #-
  4. [ 編集]

Mさま

お帰りなさ~い!!
寒いミラノから脱走したのね!
私も10月にシチリア行ったけど、天気悪かった・・・

新鮮なシーフード・・・羨ましい。
また会おうね!
  1. 2010/12/09(木) 06:52:25 |
  2. URL |
  3. 管理人より #-
  4. [ 編集]

タリアリンって言うんですね。それにしても毎日手作りとは、、、。さすが!!
トリュフきれいにスライスできてますね~。私トリュフナイフを使ってもうまく切れませんでした。。。トホホ。。。
生肉に乗せるのも美味しそうです!
私も大きなトリュフを頂いて、4回に分けて2週間かけて食べました。香りが少しづつ抜けてしまっていましたが、瓶に入れても、強烈で冷蔵庫の中が臭くなるほど、、、。トリュフって強烈ですね!!
  1. 2010/12/09(木) 23:55:45 |
  2. URL |
  3. marcheselli #-
  4. [ 編集]

marcheselli様

いいな~、いいな~、そんな素敵なプレゼント、私も欲しい!!!!!!!
冷蔵庫中のものに、香りが移りますよね。
次回は助けに行きますv-17

あ、Topinamburで削る練習したら、安上がりかも。
私はCarpaccioの時、トリフ削りでパルミジャーノ・レッジャーノをヒラヒラとスライスします。
  1. 2010/12/10(金) 07:23:14 |
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  3. 管理人より #-
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