FC2ブログ

イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

パンテッレリーア島その2

イタリアソムリエ協会の授業でも学んだパッシート・ディ・パンテッレリーアの造り方。。。
だけど、今一つ、造り方がはっきりしない。
自分の目で確かめ、実際に手を汚している人と話がしたかった。

9月、パッシート祭りの最終日にパンテッレリーア島へ到着。
そそくさとスーツケースを部屋に置き、息をのむ夕焼けが売り物のレストラン(その名もAl Tramonto:夕焼け)へ直行。

IMG_1958.jpg

ドライに仕上げた3つの生産者のジビッボでディナーが始まる。
最初は、Vinisolaのジビッボのスプマンテ。 地元のリコッタのクリームとイカ墨入りのたこ焼き風のお団子に合わせて。
ズッキーニとアーモンドのクリームを添えたハタのソースのパスタには、Cantina Basileのドライ・ジビッボ。
ケッパーとドライトマト、レモン風味のソースのカジキマグロには、Cantina Muranaのドライ・ジビッボ。

IMG_1962.jpg

数年以上前に、初めてドライのジビッボを飲んだ時の記憶がよみがえる。
あのモスカートの香をかぐと、反射的に甘さを期待してしまう当時の私にとっては、それは受け入れがたいものだった。
(今回の1週間の滞在で、すっかりドライのジビッボのファンになってしまった私)

そして、お待ちかねの7種類のパッシートの飲み比べ: オレンジとジンジャーとケッパーのパンナ・コッタに合わせて

IMG_1977.jpg

Alcova - Coste di Ghirlanda 2012
Arbaria - Vinisola 2012
Ben Rye - Donnafugata 2016
Mueggen - Murana 2011
Nes - Pellegrino 2016
Shamira - Basile 2012
Sole d`Agosto - De Bartoli 2015

Ben RyeもSole d`Agostoも私をキュンとさせてくれたが、Mueggenの奥深さは筆舌尽くしがたいもの。。。
さあ、海辺のダンムーゾ(パンテッレリーア島独特の住居スタイル)へ戻ろう。。。

  1. 2018/09/28(金) 04:34:44|
  2. イタリアのワイン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

パンテッレリーア島

もう20年近く前から、一度は行ってみたいと秘かに思い憧れていたパンテッレリーア島。
シチリアの離れ島で、チュニジアからたった38キロの距離。。。。イタリアと言うよりはアフリカなのだ!

その念願の島についに上陸!ミラノから直行便で。
人口8000人。面積83k㎡。

IMG_2088.jpg

パンテッレリーア島で有名なのは、デザートワインとケッパー。
ワインラバーなら、この島で造られるパッシートをご存じのはず。
ぶどうの品種は、地元でジビッボと呼ばれているが、フェニキア人がこの島に持ってきたモスカート・ディ・アレッサンドリア。

20年前は5000ヘクターもあったブドウ畑が、今はたったの417ヘクターに減ってしまった。
パッシートが有名なので、あれ?と思う人も多いかもしれない
なぜ?

IMG_2028.jpg

それは飛行機からこの島に降り立つとわかる。
モンターニャ・グランデと呼ばれる標高800メートルを超える山、そして海に突き出す岩肌。
代々に渡って、土地を細かく分割して相続してしまったために、今や、点在してしまった小さな畑を面倒見切れない、交通の便が良くないために、畑に行くのは大変、という理由でたくさんのブドウ畑が放置されてしまったのである。
現在ブドウ栽培者は445人。彼らの平均所有面積は1ヘクター以下。その多くが19のワイナリーにブドウを売っている。

IMG_2024.jpg

ぶどうの樹勢は、平均60年。株仕立てで、風を避け,わずかな湿度を保つために、盆地のように掘った畑に植えてある。
地中海に浮かぶこの島は、風が強いことで知られる。とりわけ冬場は、強風のせいで飛行機も船も欠航し、孤立してしまうことも。。
パンテッレーリア。。。それは、地元の言葉で “風の島” と言う意味。

IMG_2071.jpg

青い水平線、黒い溶岩からなるパンテッレリーア島を、知り尽くそう~!
*続く
  1. 2018/09/20(木) 07:05:06|
  2. イタリアのワイン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0