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イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

猪肉のチョコレート風味の煮込み・トスカーナ風

なかなか春がやってこない北イタリア。。。そんな時には、やっぱりジビエ。
今回ご紹介するのは、チョコレート風味の猪肉の煮込み。
日本では、猪が畑を荒らすので困っている方が多いと聞きます。イタリアも同じです。。。
猪とチョコレート! 想像できない!
トスカーナの中世のお料理、それも限られた人のみの一品でした。
なぜなら、カカオはちょうどその頃、中米からヨーロッパに持ち込まれたのです。あのコロンブスが持ってきました。
珍しい、そして高価なものでしたから、庶民の口には入りませんでした。
貴族たちは、ふんだんに、そしていろいろなお料理に自分たちの富を見せびらかすためにカカオを使ったのです。

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猪肉は臭みがあるので、丸一日赤ワインに漬け込み、その時に使ったワインは捨てて、新たに赤ワイン、玉ねぎ、にんじん、ジュニパーベリー、ハーブ等を使って煮込んでいきます。臭み消しにシナモンやナツメグも加え、ビターチョコレートとバルサミコで作ったソースを最後に加えます。
毎日食べる気にはなれないけど、メディチ家によって繁栄していたフィレンツェの町を思い浮かべながら、フルボディーの赤ワインと楽しみたい一品です。

  1. 2018/01/24(水) 03:42:24|
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ネッビオーロ

あまりにも有名なイタリアのブドウ品種・ネッビオーロ。
ネッビア(霧)が出るころ、実を収穫するから、この名前がついたといわれる。
有名なバローロやバルバレスコの品種である。
色は淡いガーネット色。ちょっと湿った香や、ニオイスミレ、キノコ、カルダモン、お茶の香りが特徴的。
今日は、お決まりのバローロやバルバレスコではなく、ヴァルテッリーナ(ロンバルディア州北部)を10種類、ブラインドティスティング。
ヴァルテッリーナは、コモ湖の北。人々が山の斜面を耕やして造り上げた段々畑が美しい。
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車で30分も走れば、有名なスキー場がある地域と言うのに、ここではサボテンが自生している。
年間の日照時間が900時間。なんとシチリアの離島であるパンテッレリーア島と同じだそうである。
コモ湖から吹く季節風のお陰なのだ。
エレガントなネッビオーロで、バローロに比べ早飲みに適している。
ブラインドティスティングだったが、ヴァルテッリーナだけだはなく、ピエモンテのゲンメとガッティナーラも入っていた!

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個人的に高い評価をしたのは、以下の4本:
Franchino Gattinara 2012
Triacca Valtellina Superiore 2012
Sandro Fay Ca Morei 2015
Mazzoni Ghemme 2014



  1. 2018/01/22(月) 05:35:08|
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