イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

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ピエモンテ・サルッツォのワイン・食の旅 その2

私たちのホテルは、サルッツォの旧市街である高台に構えている。
朝、早起きして、朝市を見に行く。農家の女性たちが、採りたての新鮮な野菜を売っている。

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これは、西洋カリン。渋いけど、放っておいて、しなびたくらいになると甘くなる。

荷物が重くなるとわかっていたけど、思わずカルドやキクイモを買ってしまう。
昨日の夜、フランスとの国境の山々は雪が降ったようだ。地元の人の自慢の名峰、モンヴィーゾも雪化粧して、車窓からその美しさにうっとり・・・

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昨日に引き続き、今日もワイナリーを2軒訪問。

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今回見学した4軒のワイナリーの名前を列記しよう。
Azienda Agricola Maero Emidio(http://www.maerovini.com/indexita.html)
*ここのオーナーは、DOCコッリーネ・サルッツェージ(サルッツォ丘陵地帯)ワイン協会の会長である。
Societa` Agricola Produttori Pelaverga(http://www.consorziocollinesaluzzesi.it/azienda/?ID=7)
Azienda Agricola Giordanino Aurelio(http://www.consorziocollinesaluzzesi.it/azienda/?ID=32)
Azienda Agricola Tomatis Dario(http://www.consorziocollinesaluzzesi.it/azienda/?ID=2)
どのワイナリーもブドウ畑だけではなく、リンゴ、キーウィ、洋ナシ、アプリコット等の果樹園を所有している。


美しい修道院、Abbazia di Staffardaも見学。
12世紀に造られ、その後手を加えた部分もあり、ロマネスク様式とゴシック様式がミックスされている。
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昼食はCastello Rossoというお城のホテル内のレストランへ。http://www.castellorosso.com/
ぺラヴェルガのロゼワインの飲み比べ。同じロゼでも、並べてみると予想以上の色の差がわかる!
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左側は、玉ねぎの皮に近い色。右側はチェリー系のピンク色。

シーフードのランチの締めくくりは、ぺラヴェルガのロゼで作ったシャーベット。シンプル・イズ・ベスト!!!
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夕方、もう日も落ちる頃、Lagnascoと言う町にあるCastelli di Lagnasco(ラニャースコ城)へ。
ジャーナリストたちのためのこのツアーを企画したエージェントのオーナーが、もう遅くなって、早く帰りたいな・・・って思っている私たちを説得してまで案内してくれた理由を納得!!
11世紀の貴族タッパレッリ家の3つのお城が一体になった建物で、まだ外側が改修中で殺風景だけど、内部のすごさと言ったら・・・
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ギリシャ神話を基にした素晴らしいフレスコ画、そして本物のグロテスク様式に出合いたい!っと思ったら、ぜひここを訪れてほしい。
無名に近いこんな素晴らしいものが、果樹園の真ん中にポツンと建っているのは、やはりイタリアならでは!

現在は、日曜日のみ開館なのに、我々ジャーナリストのために、特別オープン。感謝!
ぜひ、近くに行かれたら、訪れてみてくださいね。
http://www.castellidilagnasco.it/

気がつけば、名峰モンヴィーゾが暗闇の中に、うっすら浮かんでいる。
知らざれるワインと名所に出合えた2日間だった。

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テーマ:ワイン - ジャンル:グルメ

  1. 2012/01/21(土) 03:54:27|
  2. イタリアのワイン
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侮辱

からっぽ・・

と私が書いたら、何々?食べ過ぎて、食糧棚が底をついたの?って思われるかもしれないけど・・・
そうじゃない、私の全身の力が抜けて、からっぽ になっちゃったんだ!

何が起きたのって?
自分のことで恐縮なんだけど・・・
去年9月、イタリアの検察庁の翻訳の仕事をした。ページ数にして50ページ弱。日本語からイタリア語への翻訳。15日で仕上げる契約で、もちろん期日内に仕上げた。

検察庁の仕事だから、内容は細かくは書けないけど、供述書と銀行口座の動きが主な内容だった。

数年前にも、イタリアの裁判所の翻訳の仕事を引き受け、や~と2年後に支払ってもらったという苦い経験がある。
ところが、今回は4ヶ月後に支払いのための連絡がきた。
うれしい~と思ったのもつかの間・・・・支払われる金額を聞いて、
私は空っぽになってしまった。

208ユーロ

208ユーロ

208ユーロ

ワードではなく、日本からFaxされた資料をコピーしたものが原稿だったから、銀行口座の動きの金額も、全部ひとつひとつパソコンで打って行かなきゃいけなかった。
銀行関係の専門用語を正確に訳すために、知人を通じて、銀行で働いている人を紹介してもらった。
漢字で書いてある人名を何て読むのか、、、、、大変だったことは数知れず。

なのに、なのに、

208ユーロ

裁判所も検察庁も、仕事を受けるときにはいくらもらえるのか、教えてはもらえない。
2度と裁判所、検察庁の仕事は引き受けない、と誓った。

208ユーロ

侮辱された。
たぶん、私は受け取らないと思う。
こんな、はした金、もらうもんか!

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. 2012/01/20(金) 19:48:36|
  2. 未分類
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ピエモンテ・サルッツォのワイン・食の旅

ふと気がつけば、1月ももう半ば・・・
大みそかのソムリエの仕事、だ~い満足!
映画にも登場したことのあるニューヨークのBlue Noteのミラノ支店での仕事。
お客様は170人ほど。6人のソムリエでサービス。
シャンパン、フランチャコルタ、ヴァルテッリーナ、ウンブリアの赤、ポートワイン、最後はモスカート。ウエイターたちがサービスする料理とタイミングを合わせて、ワインをサービスしていく。
生演奏もあり、お客さまも感じのいい方ばかりで、本当に楽しい仕事だった。
カウントダウンでは、私たちソムリエも自分たちのためにシャンパンを開けて乾杯!
日本じゃあり得ない???ソムリエがお客様の後ろで乾杯するなんて、ね?

12月にジャーナリストとして招待されて出かけたピエモンテのサルッツォ地方。ワインの生産地としてのイメージは薄い・・・それだけにジャーナリストを招待して、地元のワインを知ってほしい、という意気込みが。
黒ブドウのぺラヴェルガ(Pelaverga)が主体のDOC。このぺラヴェルガという品種、ランゲ地方のVerdunoと言う村でも栽培されている。どちらが先に栽培始めたか、ではいろいろもめているようだけど・・・・
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同じブドウからでも、土壌の差で出来上がったワインは全然違う!
Verdunoのワインは、ガーネット色がかっていてベリー系の香りが生き生きしている。このサルッツォのものは、ルビー色、香りは控えめ。でも、神経を集中させると、ラズベリーの香りがしっかり感じられる。早飲みタイプ。ロゼを作っている生産者も何軒かいる。個人的には、赤より、このロゼが気に入った。夏、ちょっと冷やして、又は、味のしっかりしたシーフードに合わせることもできそう・・・
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ここでは、もう一つ新しい地ブドウに出会った。Chatus(シャトゥース)と言う名前だが、地元ではNebbiolo di Dronero(ネッビオーロ・ディ・ドゥロネーロ)と呼ばれている。あの有名なネッビオーロとは血縁関係はなさそう。昔は、タンニンのしっかりした瓶熟向きの黒ブドウは、地元ではすべてネッビオーロと呼ばれていたに違いない?? 2年間バリックで熟成、その後瓶熟を1年したワインをディナーでいただいた。。デカンターした2006年。ジャムっぽいフルーツの香り、ボディーもしっかり、生産者(http://www.consorziocollinesaluzzesi.it/azienda/prodotti.asp?ID=2)に値段を聞いてびっくり!  8ユーロ!! 10ケース注文するよ~~!

もうひとつ、Quagliano(クアリアーノ)という黒ブドウからもワインを作っている。アロマの華やかなワインで、同じピエモンテのブラケットによく似ている。とりわけ、甘口のスプマンテに仕立てたのは、パネットーネのようなドルチェと最高のマリアージュ。

初日の昼食は、Brondelloと言う村のLa Torreというレストラン。http://www.ristorantelatorrebrondello.com/
実は2年半ほど前にもこのレストランに来たことがある。シェフは日本人。この近くが、実はあのイタリアで一番長いポー川の水源地である。そのポー川で採れた鱒の燻製。
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自家製の鱒の燻製に、ぺラヴェルガのロゼを合わせる

昼食だと言うのに、次から次へと心のこもったお料理が出てくる。皆に好評だったのが、アニョロッティ(ラビオリの一種)を干し草と一緒に茹でたもの。干し草の何とも言えない香。冷めないようにと、バターで和えたアニョロッティが、これまた干し草の上に載ってサービスされてきた。
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この干し草、オーナー自ら、夏山に登って刈って来たんだそう!

2軒ワイナリーを訪問した後は、暗い中、クリスマスのイルミネーションで浮かび上がる美しいサルッツォの町の観光。
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                                  回廊の美しい中心街


ホテルは、旧市街、丘の上の元修道院、San Giovanni。http://www.sangiovanniresort.it/default.aspx
中世のシトー派の修道院だったところを町が改造してホテルにした。部屋数たった13。
中庭も美しいし、修道院が寝泊まりしたところが部屋に改築してあるのだけど、とてもおしゃれ。
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ロビーの天井のライト


ぜひお近くに行くことがあったら、お泊り遊ばせ!お勧めです。値段も良心的!

夜はサルッツォの町中のレストラン、Due Cavalli。生産者の方たちと一緒のディナー。何が美味しかったって、、、、ヤギのミルクの生クリームで作ったパンナ・コッタ! こんな美味しいパンナ・コッタ、2度と出会うことはないかも・・・
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一口食べてからシャッターを押した私・・・

盛りだくさんの一日。。。明日もハードスケジュールが待ち受けてる。おやすみなさ~い!!

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. 2012/01/19(木) 07:56:04|
  2. イタリアのワイン
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