イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

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滑り納めは小雪の中で

標高3000mの氷河スキー場、プレゼーナで3日間、滑り納め。
初日は前夜積もった1cm程の雪のお陰で快適なスタート・・・と思ったのもつかの間、大きな雲が私たちの頭上にやってきて、急激に視界が悪くなる。
2日目、高気圧の影響で、カリンカリンのアイスバーン。それでなくても急斜面なのに、泣き! ゲレンデには一番乗りしたから、あと1時間ぐらいしたら、少しは雪が緩むかなっと期待したけど、変化なし。それどころか、皆が滑るから、アイスバーンに乗っている少しばかりの雪が取り除かれて、ますますカリンカリン。

氷河のスキー場

今時滑れるスキー場は、ここイタリアだって、そうはないから贅沢言えないのだけど、ここにはTバーしかない。それも2人乗り。私は背が低いから(だって日本人だもん!)他の人と一緒にTバーに乗ると、身長が違いすぎて(早い話が足が短すぎて)ものすごく大変・・・
それに、リフトだったら乗っている間座ってるから足が休まるのだけど、Tバーだとずうっと立ちっぱなしだから、ブーツに足が締め付けられる。

氷河スキー場での滑り納めは楽じゃない! 

3日目、最終日。
3cmほどの新雪! 4月下旬なのに、新雪が滑れるなんて~~~ラッキー!
2日間苦しんだ(?)甲斐があって、絶好調! エッジがちゃんと引っかかって、足裏の感覚を感じることができるって幸せ!
それにしても、今の時期は超一流のスキーヤーしか滑ってない。国家認定インストラクターとトレーナー。
彼らが滑っていると、まるでふわふわの新雪を滑っているのか、と勘違いしてしまう。かる~く、舞っているかのように降りてくる。同じ所に自分が行ってみるとカリンカリンのアイスバーンで、びっくり。
中でも私が気に入ったのが、地元のイーヴァン。彼は国家認定インストラクターで今は、スポーツショップ兼レンタルショップのオーナー。
毎日滑っているわけじゃないのに、ひょこっとやってきて、こんな難しいコンディションの中、華麗な滑りを見せる。真っ白のHEYと言うイタリアのメーカーのウエアーを着て、安定した滑りをする。上体が全く動かない。
あんなふうに滑れたらな~・・・私には100年経っても無理だ・・・
でもすごいものを見ることができて、幸せ。

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テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/04/30(土) 04:40:41|
  2. スキー
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赤牛のパルミジャーノ・レッジャーノ

パルミジャーノ・レッジャーノはイタリアのチーズの王様。
その中でも赤牛のミルクから作るものは特別・・・と何度も耳にしたけど、口にしたのは一昨年が初めて。
噂ほどでもないに違いない、とタカをくくっていたけど、どうして、どうして・・・

そのこってり感、風味、こくは、噂通り、特別な味わいであった。
念願かなって、レッジョ・エミーリアにある赤牛のミルクから飲みパルミジャーノ・レッジャーノを作っているこだわりのチーズ工場を訪問。
そもそも赤牛は今から千年ほど前にロンゴバルド族によりエミーリア周辺に持ち込まれた。ミルクの生産量がホルスタイン種と比べ少ないので、一時は絶滅の危機に追いやられていた。

DSC01057.jpg

たとえミルクの生産量が少なくても、脂肪分が高くたんぱく質の豊富なこのミルクから作るパルミジャーノ・レッジャーノの価値を広めようと、20年前に造られたこの工場では赤牛のミルクしか扱っていない。
契約農家から朝、晩2回運び込まれるミルクから今でも伝統的な方法でパルミジャーノ・レッジャーノを作っている彼ら。

赤牛だからと言って作り方が変わるわけではないけど、パルミジャーノ・レッジャーノの作り方、ご覧下さいね。
写真が多くて、重くて申し訳ないけど、一見の価値あり~~!!!

① 前夜持ちこまれたミルクを一晩放置し、浮き上がった脂肪分を取り除く。
② 朝運ばれてきたミルク(脂肪分は取り除かない)と①の一部脱脂したミルクを銅メッキした大鍋に入れる。
③ 加熱しながら前日のチーズ作りの際に得た乳清を醗酵させたものと凝乳酵素を加える。

DSC01035.jpg

④ 固まったら(これをカードと呼ぶ)、スピーノと呼ばれる道具で米粒の大きさまで砕いていく。

DSC01037.jpg

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⑤ もう一度55度前後まで加熱する。

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⑥ 下に沈んでいる塊になったカードを布を使って引っ張り上げ、2つにカットし、滴をきる。

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⑦ 布ごと型に入れ、重しをして、余分な水分を押し出す。

DSC01074.jpg
 
⑧ 工場の番号、製造年月、パルミジャーノ・レッジャーノの刻印の入っているプラスティックの帯を巻き、ステンレスの型に入れ替える。帯を広げて一生懸命説明してくれるチャーミングなミケーラさん(ありがとう~!)。

DSC01041.jpg

DSC01055.jpg

⑨ 型から外して、塩水に浸す。

DSC01045.jpg

⑩ 熟成する。

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⑪ 協会から検査官が来てチェック、OKなら焼印が押される。ちなみに、真ん中の赤牛2頭の焼印が、貴重な赤牛パルミジャーノ・レッジャーノ協会の認定の証。

DSC01054.jpg

ミルクが入っていると大鍋の深さが想像がつかないけど、空だとこんな感じ:
DSC01078.jpg

そして、こちらがチーズ作りに欠かせない道具:
DSC01060.jpg
さすが、イタリア! 壁には十字架が!!!

工場内には、直売コーナーもある。
12カ月熟成(これは規定で赤牛のパルミジャーノ・レッジャーノとは呼べない)、25カ月熟成、37か月熟成・・・3種類も購入してしまった私!!

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テーマ:美味しいもの - ジャンル:グルメ

  1. 2011/04/22(金) 06:55:06|
  2. イタリアのチーズ
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義援金のためのワイン試飲会

前回のブログでお伝えした義援金を集めるためのワイン試飲会が無事終了しました。
お忙しい中、ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。
開場直後は少し閑散としていて心配していましたが、21時の閉館時には、ご退場くださいっとお願いしなければいけないほどの混雑でした。
お陰さまで3300ユーロが集まりました。残ったワインをチャリティーに出すので最終的には4000ユーロ近くになるようです。
心からお礼申し上げます。

Giappone 5

今回のこのイベントはイタリアソムリエ協会のミラノ支部長がお膳立てをしてくれたのです。会場提供の交渉、ワイン集め、告知。受付のデスクには、大きな日の丸が! 日本のために駆け回ってくれた支部長、そして当日ワインのサービスのためにボランティアとしてきてくれた20人近くのイタリア人、私も含め4人の日本人。本当に感謝しています。
そして、300人を上回る参加してくれた人たち!

Giappone 3

イタリア人数人はすでに午前中から会場のセッティングをしてくれ、私が到着した時にはワインがきれいに並べてありました。
今日はジャパンディー。ということで同僚の日本人と私は一番重要なワインが並んでいるテーブルへ配置されました。私がサービスしなければいけないのは17種類のワイン! それも大半がアルゼンチン、ドイツ、スペインのワインで知らないものばかり・・・
実際どのくらいの人が来場するのか私には見当もつかず・・・
開場直後はガラガラだったのが、ふと気付くと向かい側が見えないほどの人だかり。私のテーブルには素晴らしいワインが用意してあるのを噂で聞きつけた人でごったがえし始めました。
なんてうれしいことでしょう!

Giappone 1
“ママ、心配しないで・・・飲んでないから! グリッシーニ食べてるのよ”  ・・・一番注目の的だった参加者!


ちょっと腰が痛いかな・・・と思って時計を見たら、もう8時を過ぎていました。そんなに時間が経ったのも気付かないくらい充実した午後でした。
グラスを拭き、箱に戻し、残ったボトルを片付け、皆で成功を祝いました。ささやかだけど、お礼の気持ちも含めて手作りのスモークサーモンの押し寿司を持参したら、皆喜んでくれてうれしかった・・・

帰宅したのは23時半。
ぐっすり眠りにつきました。

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テーマ:東北地方太平洋沖地震~The 2011 off the Pacific coa~ - ジャンル:その他

  1. 2011/04/15(金) 06:50:57|
  2. イタリアのワイン
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ミラノでチャリティー試飲会

ミラノにも春がやって来ました。
何人の方から、それでも春はやって来る・・・という言葉を聞いたことでしょう・・・・・

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私が所属するイタリアソムリエ協会(AIS)のミラノ支部が今回の東北地方太平洋沖地震の義捐金を集めるために以下の通りチャリティー試飲会(こんな言葉ないかな?)を開催します。
イタリア各地のワインを自由に楽しんでいただけます。
どうぞご参加ください!
当日私もボランティアでサービスをしますので、見かけたら声をかけてくださいね。

 日時: 4月14日(木) 16時から21時まで (この時間帯ならいつでも)
 場所: Hotel The Westin Palace (Piazza della Repubblica, 20 Milano)
 会費: 10ユーロ

会費はすべて日本領事館を通して日本に送金されます。
会場はホテルの2階のサロンになるかと思います。当日ホテルのロビーでお確かめください。

明日から、ヴェローナで行われるワインの見本市、Vinitalyに通い詰めます。
では、また。

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テーマ:東北地方太平洋沖地震~The 2011 off the Pacific coa~ - ジャンル:その他

  1. 2011/04/07(木) 05:57:57|
  2. イタリアのワイン
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あれから3週間・・・

早いもので巨大地震発生から3週間がたった・・・
ブログを更新する気力もなかった・・・

イタリアの主要新聞のトップに、“たった6日で造り直した高速道路”の地震直後と復興後の写真がデカデカと掲載された。
誇らしかった!

日本に住む母が、スーパーに行ったら、野菜が少ししか残っていなくて、その上値段も倍近くなっているけど、茨木産のレタスだけが安いけど売れ残っていた、と。
気の毒でならない・・・原発周辺の農家の人たち、どれだけ困っていることか・・・
このスーパーは、次回から茨木産の野菜は買い付けないだろう・・・
原発周辺の野菜を買う勇気を持つ人は少ないだろうし・・・

今回の惨事で、今まで無関心だった原発について、初めて関心を持った。この年まで知らずにいたことを恥じた・・・
もう少し落ち着いたら、ブログに書こう。
この世に、原発なんて存在してはいけない、と確信した。
私が明りを得るために、その裏で命がけで作業をしている人がいる・・・そんなエネルギー源なんてありえない、と思う。

今まで自粛ムードだったけど、最近はお金を使わなきゃ復興しない、と思う人が増えてきたような気がする。
私もそう思う。
日本人って、本当にすごい、と改めて思った。

テーマ:東北地方太平洋沖地震~The 2011 off the Pacific coa~ - ジャンル:その他

  1. 2011/04/03(日) 04:42:16|
  2. 未分類
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