イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

タマゴダケ

10月の上旬、一時寒くなったけど、その後ずうっと暖かい、というよりは暑いほどの日が続いていたミラノ。
でも、明日から突然寒くなるという予報が・・・・・昨日から冬時間になったしね。
今日はタマゴダケが手に入ったので、ちょっと豪華なランチに挑戦! タマゴダケのイタリア名はオーヴォロ。カサが開くまでは、白くてまん丸で本当に卵そのもの。
開いてないほうが価値が高い。グラム2000円ぐらいするんだから。
薄ーくスライスして生のままサラダで食べるのが一番贅沢!レモンとエキストラバージン、塩コショウをし、20分ほど味をなじませて、食べる時にスライスしたパルミジャーノを載せ、プレッツェーモロをかけたら、出来上がり!

タマゴダケ パスタ プリモ

でも、うちの連れ合いは生のキノコを食べるのが怖い人・・・
しょうがないので、カボチャの裏ごしを加え、プレッツェーモロの葉を押し花風に入れたパスタを手作りし、シチリア産の赤エビと玉ねぎ、ニンジン、プレッツェーモロとローリエを炒めて、フードプロセッサーでクリーム状にしたものを、茹で上げたパスタとバターで軽くソテーしたタマゴダケと合えてみた。美味しかった~!!

セコンド 付け合せ プリン

メインは地中海で捕れた本マグロのトロを和風に仕上げ、少~しタマゴダケのサラダとキオディーニ(和名ナラタケ)のオイル漬けを付け合せにした。
デザートは有機栽培のカボチャで作ったプリン。
ガルダ湖の近くで作られる白ワイン、ルガーナのミネラルがしっかりした味わいがマッチしてよかった。

テーマ:料理日記 - ジャンル:グルメ

  1. 2008/10/28(火) 04:05:07|
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ソンドリオのレストラン

今月末に南イタリアのワイナリーとチーズ工房へ行く旅のコーディネートをしていて、忙しい・・・その上パソコンの調子がよくないし・・・

先日、ソンドリオに行ってきた。ヴァルテッリーナ、あるいはスフォルツァートというワインで知られる地域。ミラノの北、とは言っても、もうスイスとの国境間近の町である。ビットというチーズでも有名な町。
目指すは、一ヶ月ほど前に開店したばかりのOsteria Nebbiolo(http://osterianebbiolo.it) というトラットリア。
ネッビオーロはブドウの品種で、有名なバローロやバルバレスコに使うブドウだけど、古くからこの地域でも栽培されていて、そこから素晴らしいワインが生まれる。
ネッビオーロだから、やっぱり色はオレンジがかっていて淡いけど、バローロみたいにどっしりしてなくて繊細でとっつきやすいのがいい!

vigneti.jpg sforzato.jpg

想像を絶するような急斜面の段々畑にブドウが植えてある。地図で見たらとっても北に位置するのだけど、近くのコモ湖から暖かい季節風が吹くので、夏は40度位まで気温が上がる土地でもある。とは言え、すぐ近くに毎年ワールドカップを行うスキー場があるくらいだから、冬は寒くなる。
寒くて、小麦が育たなかったから、この地方の名物はそば粉で作ったパスタ、ピッツォッケリである。
地元の30社のワイナリーのネッビオーロのワインが勢揃い。選んだのはTriaccaのSforzato、 San Domenico1999年。香と良い、ボディー、まろやかさ、言う事無し!サイコ~。35ユーロは高くない。先日試飲会で2003年を飲んだばかりだけど、4年間の差は、その熟成度にしっかり感じられる。ちなみにこの店のグラスはすべてリーデル社のもの。

sciatt.jpg pizzoccheri.jpg caffe`

昼でお客さんは私達だけ・・・でも暖炉に火がおこしてあるのがうれしい。
前菜は、シャットゥを注文。中にカゼーラというDOP(原産地保護呼称)に認定されている地元のチーズが入ったそば粉のお団子を揚げたもの。インサラータ・リッチョォラというサラダ菜と一緒に食べる。プリモはピッツォッケリ!短いタリアテッレの形をしているのが一般的なのだけど、自家製というだけあって、パスタというよりは、ちょっとお団子みたい。でもそれが美味しいこと!卵を使わないから形がまとまりにくいのだ!たっぷり使ったバターとニンニク、ヴェルツァと呼ばれるちりめんキャベツ、カゼーラのチーズが入っているからボリューム満点。
デザートの後に出てきたコーヒーのスプーンがチョコレートで出来ているのもニクイ!(もちろん食べれる)。

osteria2.jpg osteria1.jpg

この店のモットーは、地元の材料を使う、こと。
イタリア中どこに行ってもトリフやフォアグラが出てくるのは、もう勘弁して欲しいよね!
地元の新鮮な食材で、地元の伝統料理を味わうのが一番だもの!
  1. 2008/10/25(土) 06:23:29|
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南イタリアの旅その4

マテーラからアルベロベッロにも行った。南イタリア小都市ツアーには欠かせない世界遺産の町だけど、正直観光地化しすぎていて、私達に人気があったのは宿泊地であるマテーラの町だった。ここも世界遺産であるが、洞窟住居の町として知られるマテーラをグラヴィーナ渓谷の反対側から見ると、何千年もの間にこの町がどう変化していったかがよくわかる。

マテーラ マテーラ1 マテーラ2

南側に当たるカヴェオーゾ地区が最も古い部分で現在は廃墟になっているところが多い。北側に当たるバリザーノ地区は洞窟と言うよりは、凝灰岩を使って作った住居が多い。グラヴィーナ渓谷一帯には洞窟教会がたくさん残っている。車で展望台まで運転してくれたマイクロバスのドライバーは、洞窟教会はぜひ見たほうが良いよ!と自ら案内してくれた。なんか、その気持ちを踏みにじるのは申し訳なくって、皆で凝灰岩の滑りやすい山道を下った。

      洞窟教会

日暮れ前のマテーラの町・・・何世紀もの歴史を語るこの町を前にして、自分がとっても小さく感じられた。

テーマ:世界遺産・遺跡・名所 - ジャンル:旅行

  1. 2008/10/20(月) 05:56:34|
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南イタリアの旅その3

2009年度版ワインガイドブックのために、延べ4日間、150種類以上のワインを飲んで評価しました。脳みそも胃もヘトヘト・・・そのせいでブログの更新もままならず・・・ごめんなさい。
南イタリアの旅の続きです:

アマルフィを朝出発し、18世紀に作られたブルボン家の王宮見学のためにカゼルタへ向かう。ここも世界遺産に指定されている。治安があまりよくないせいか、知名度は低いが、その豪華さ、スケールの大きさはベルサイユ宮殿と肩を並べることが出来る。ナポリ王、ブルボン家のカルロ7世はベルサイユ宮殿を見本としてこの王宮建設を命じた。彼自身は、その後スペイン王になり、残念ながらこの王宮は見ずに終わっている。その息子フェルディナンド4世が狩猟のための別荘として使っていた。彼がここに来るのは年に1回、1ヶ月だけ。そのために、王宮には1200室、別館には800室の部屋が造られた。

caserta1.jpg caserta2.jpg  caserta3.jpg

ナポリから30キロ続くまっすぐな道路がこの王宮に向かって造られ、王宮の背後には敷地130へクターの庭園が延々と広がる。庭園には、鯉が泳ぐ池、滝、噴水、お妃様のための水遊び用の泉、世界各地から運び込まれた植物が植え込まれ、その後ろにはイノシシを放し飼いにしている500へクターの敷地もある。この広大な庭園は、徒歩、またはミニバス、あるいは馬車でまわることができる。

カゼルタを後にし、今夜の宿泊先であるマテーラの町へ。先史時代から人々が住んでいたといわれる洞窟住居の町として有名である。ここも世界遺産に指定されている。少し硬めの凝灰岩を掘ったところに、1950年代まで人々が住んでいた。もちろん、電気もガスも水道も家の中にはなかった・・・
その様子はCasa Grottaと呼ばれる洞窟住居(サッシ)の内部を再現した小さな博物館で見ることが出来る。
そのような洞窟住居(サッシ)をモダンなホテルに作り変えたのが、私達のホテルLocanda San Martino。白い壁が明るくて、内部も近代的に改造してあるから、居心地がいい。3つ星のホテルだけど、お勧めだ。

    htl1.jpg     htl.jpg

夕食は、ホテルのすぐ近くのNadi`へ。レストランと言うよりはトラットリア。この店もやはりサッシ。天井にはこのあたりの名産品であるドライ赤ピメントがぶらさがっている。総勢11人で3種類の地元の手打ちパスタを大皿で注文して、皆で分け合う。こういうことが出来るのも、トラットリアならでは!
3種類のパスタの内訳は:
Ferricelli ai peperoni cruschi di senise (マテーラの南セニーゼと言う地方の名産ドライ赤ピメントであえたパスタ、フェッリチェッリ)
Strascinate e cime di rape, aglio,olio, acciughe e mollica (カブの葉の一種とニンニク、アンチョビーとパンの白い部分であえた平たいパスタ、ストゥラシナーテ)
Cavatelli con cardoncelli (カルドンチェッリと言うキノコ、エリンギの一種であえたパスタ、カヴァテッリ)

nadi0.jpg nadi3.jpg NADI 1

どれも、地元の食材と硬質小麦ならではの腰のあるパスタの組み合わせが素晴らしい!
あわせたワインは、“神の雫”でコストパフォーマンスが評価されたD`Angeloのアリアーニコ。毎日のようにアリアーニコを飲んでいるが、このワイナリーの一番ベースの、そして一番安いワインなのに、バランスもよく、ボディーもしっかりしている。

             matera1.jpg     ワイン

メインは、炭火で焼いたグリル焼きミックス。バジリカータ州は羊の飼育で有名な土地。ラムは欠かせない!仔馬と腸詰、そしてラムで作ったインヴォルティーニ。ラムのレバーをラムの腸でしばってある。これがなかなかおつな味! ラムもサイコーだった。
これには、同じワイナリーの格の上のワイン、と言っても又アリアーニコだけど、Valle del Noceをあわせた。まろやかで飲んだあとの余韻が素晴らしい。
人気のないマテーラの夜、ホテルに向かって凝灰岩の石畳を歩く私達の足音が響く・・・  

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  1. 2008/10/01(水) 05:58:35|
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しつこい勧誘の電話

さっき、我が家の電話が鳴った。
応対に出て、すぐ返事がなく少し間があるときは、もうこれは絶対なんかの勧誘~~~!!
身構えて待つと、イタリア衛星放送事業社SKYの契約の勧誘・・・
おとといも電話があったばかり。

そのときの会話を再現:

スカイオペレータ: xxさんですか?
私: いいえ。
スカイ: xxさんはいらっしゃいますか?
私: (素気なく) いません。
スカイ: いつ戻られますか?
私: (愛想なく) 知りません・・・
スカイ: (沈黙・・・) ありがとうございました。

2日後の今日、違うオペレーターから又電話がかかってきた。

スカイ: 今、契約してくださる方対象にプロモーションをやっています!
私: うちはテレビがないんです。
スカイ: ハ? 聞きとれませんでした。
私: テレビ持ってません。
スカイ: テレビがないんですね。夜は何をしてるんですか?
私: (私の勝手だろうが!と言いたくなるのをおさえて) 私は目が見えないんです。
スカイ: あ、あ、いずれにせよご協力ありがとうございました。

ああ、これでスカイのしつこい勧誘から解放されただろうか・・・
  1. 2008/10/01(水) 01:10:19|
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