イタリアより食とワインと山の魅力を

イタリアのワイン・チーズ、そして食生活情報

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Vinitaly セミナー

今年で52回目を迎えるヴィーニタリー。今回は好天に恵まれ、充実した3日間であった。
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やはり私の足が向いてしまうのは、シチリア。
まずは、シチリアの離れ島であるリーパリ島にある唯一のワイナリー・Tenuta di Castellaroのセミナー。
数年ほど前にリーパリ島に数日滞在したのにもかかわらず、生き損ねたワイナリー。
オーナーはベルガモの実業家。さすが、実業家…バカンスで滞在している間に、この島でワインを作ろうと思いついたそうである。
イタリアワインに詳しい人なら、マルヴァジーア・デッレ・リーパリというデザートワインを知っているかもしれないけど、ドライなワインがここの売り。
標高350mのところに造られたワイナリーは、地上に造らず、地面を洞窟のように掘って造り上げたおかげで、外からは建物は全く見えないという景観を尊重した造り。セミナーには、建築にかかわった建築家も参加。
 
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柱は、実は掘らずに残した部分で、何前年もの地層を見ることができる。

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46-4d37746f4e.jpg 47-561efd18a8.jpg 写真提供:建築家Alessandro Dalpiaz

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Bianco Pomice 2017 (マルヴァジーア・デッレ・リーパリ60%、カリカンテ40%:バリック使用)
ミネラル香りにあふれる白。私のお気に入り。pomiceとは軽石のことで、この島は昔、軽石の産地として知られていた。もちろん、今でも軽石がたくさん採れる。アロマにあふれ、ちょっと甘い香りが印象的。

Nero Ossidiana 2013(コリント・ネーロ60%、ネーロ・ダーヴォラ40%:スチールタンク)
ジャム、土の香り、スモーク、ヨード。エレガントで魅力的なタンニン。

Malvasia delle Lipari 2015 (マルヴァジーア・デッレ・リーパリ95%、コリント5%)
年間生産量は5000本。9月下旬に収穫。砂糖漬けジンジャー、サフラン、ミネラル香、アプリコット、塩味ビターアーモンド。すばらしい!!
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もう一度リーパリ島を訪れたくなった。。。
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  1. 2018/04/20(金) 01:02:55|
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バローロとバルバレスコの試飲会

こんな贅沢な試飲会。。。バローロとバルバレスコの生産者が120社以上勢ぞろい!

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それだけでもすごいのに、会場が、、、なんと世界遺産として登録されているカリニャーノ宮殿。
トリノの町の中心地だから、ミラノ在住の私にとっても行きやすい。

17世紀にバロック様式で造られたサボイア王家が住んでいた宮殿なのだ。

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今回の新発見は、バルバレスコを造るCa del Baio。試飲したのはVallegrandeとAsili。ビンテージはどちらも2015。
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やはりバルバレスコだけど、PaitinのSerraboellaもよかった。こちらもビンテージは2015。
   
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バローロは、大半の生産者が2014年を出していた。残念ながら2014年は、夏、雨が結構降り涼しかったので、良いビンテージとは言えない。期待薄で行ったのだけど、どうして、どうしてなかなかの出来であった。
もちろん、ある程度目星はつけていったのだけど、20種類ぐらい試飲した時点で、どれもこれも甲乙つけがたい、美味しいわ~っと思ってグラス片手に会場を歩いていると、すごい人だかり。。。。
Domenico Clerico! 昨年長い闘病の末、亡くなってしまったドメニコ。
彼のBarolo2014を口に入れて、声を失った。。。今日、今まで飲んできたのはすべて美味しかったけど、これは別物なのだ。
甘いタンニン、ジャム、今すぐ飲んでも十分楽しめる。ワインラバーの心をしっかりつかんでいる!
Pajana2013、Ciabot Mentin2013。。。。そして、Percristina2008。2013はグッドビンテージだけど、2008は超グッドビンテージなのだ。

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バリック香が強すぎて、あまり好きでなかったLa Spinetta。。。醸造方法を変えたんだろうな。。。これもClericoと肩を並べる逸品だった。

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やはり有名になるには、理由があると納得。

ビオブームのせいだろうか。。。。たくさん試飲した割には、酔いが回らなかったような気がする。。。
とは言っても、会場出口での演奏会の写真を撮って、家に帰って見たらぶれてた。。。酔ってたのかなぁ?
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  1. 2018/04/12(木) 04:55:58|
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バルベラ

ピエモンテ州の代表的な品種・バルベラ。
バルベラがこれだけたくさん栽培されているのには理由がある。
生産量が気候にあまり左右されず一定であること。
皮が薄いので、ブドウから、たくさんのモストが手にできる。
濃い色の、アルコール度数が高いワインができる。
酸度が高いので、保存がしやすい。
冬の寒さ、夏の暑さ、干ばつへの耐性が高い。
たくさん房がつく。
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上述したメリットは、現在のワイン造りには、重要視されていないことの方が多いけれど、昔は限られた畑からたくさんのワインを造らなければいけなかったので、バルベラは人気があった。
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今日の試飲会では、数多くのバルベラを試飲した。
一言でいえば、バルベラは飲みやすいワイン。程よい酸度、タンニンもそれほど強くない。
2014年は、難しい年だった。
まるで、ランブルスコか?と疑いたくなるような、濃い色のバルベラが多かったのも印象的。
そして、バルベラといえども、そこにタンニンの存在を感じるのは、やはりピエモンテのワインだ、と一人納得した夕べであった。
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  1. 2018/03/23(金) 07:52:48|
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メルロー

先日知った衝撃的なこと
メルローという有名なブドウの名前はどこからきたのか知っていますか?
和名はクロウタドリ(ツグミの一種)でイタリア語ではメルロと呼ばれる鳥が、このブドウの実が大好きだから、なんだそうです!
この鳥は、真っ黒で、春先きに高いところに止まって、よくピーチクパーチクおしゃべりします。まさに、黒歌鳥!

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写真・lastampa.itより

余談ですが、ミラノでは、1月の月末の最後の3日間をメルロの日と呼びます。それは、ある年、とても寒くて、その時までは白かったメルロが、寒さに耐えかねて煙突に潜り込みました。寒さが和らいで煙突から出てきたメルロは真っ黒になっていたから、、、という言い伝えからだそうです。
土着品種が好きな私ですが、これを知ってから、メルローに愛着が。。。(笑)

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  1. 2018/03/22(木) 19:49:34|
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フィロキセラ

19世紀にヨーロッパじゅうを襲ったフィロキセラ。
イタリアにフィロキセアが入って来たのは、フランスより10年以上遅れたようです。
ただし、お金がなかったイタリアは、その対策に遅れを取りました。

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もちろん、今は台木を使ってブドウ栽培をするのが普通。でも、イタリアをくまなく探すと、台木を使っていないブドウからワイン造りをしている生産者がいるのです。
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砂地だったから、とか気象条件に恵まれたから、等の理由で、台木無しのブドウが生き延びたのです。
でも、やはり今でもフィロキセラに害を受ける危険性はあります。

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その上、今やワイン会は、有機栽培が主流なので、どの生産者もなるべく農薬を使わないようにしています。
となると、台木無しのブドウ栽培は、とても勇気のいること。
そして、ブドウの収穫量も、通常減少します。

そんな勇気のある生産者が心を込めて造ったワインを試飲しました。


  1. 2018/02/13(火) 03:16:47|
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